ドイツ薬学視察研修 №2

ドイツは街の中心に教会を建てて、その周りに集会所や裁判所やにマーケットを作っています。
地震も少なく湿度も低いことから、昔の街並みがそのまま残り、街全体が博物館の様でした。

そして、薬の歴史は古代からさまざまな人々がかかわり、医師、僧侶、祈とう師、占い師、魔術師、偽薬で治療を行う療法士、民間薬製造者などでした。

ドイツの医薬分業は、13世紀に、暗殺を恐れたフリードリッヒ2世が、処方箋を医師に書かせ、薬は医師の知らない薬剤師に調剤させて毒薬が紛れ込まないようにしたところから始まったといわれています。医師の処方権と薬剤師の調剤権を切り離す、「医薬分業」の起源といわれています。

何百年も前の書物や薬品棚は次回、紹介させて頂きます。(m&k)