ドイツ薬学視察研修 №3

13世紀から医薬分業が始まっていたドイツでは、薬局独自で医薬品の成分分析が出来たり、カプセル剤や坐剤、軟膏の製剤も出来る設備が整っていました。実際に40個のカプセル剤を10分程度で製剤する様子を見学できました。大陸にあるドイツでは戦争に巻き込まれた歴史的背景から、有事の時に薬局製剤を供給出来る体制が整って来たのだそうです。 日本では、患者さんや地域との繋がりがすすんでいますが、街の科学者としての意識・知識・意欲も忘れてはいけないと改めて感じました。 (m&k)