じめじめとした梅雨の季節になりました.
湿度が上がるのと同時に気温も少しずつ高くなってきます。
この時期から薬局でも少しずつ患者様と「水分摂取」のお話をすることが多くなります。
一言に「水分を取りましょう」と言っても「どのくらい?」となりますよね。
皆様ご存じの通り、人間の体は年齢・性別の違いもありますが約60%が水分でできています。
「どのくらい水分は必要??」でしょうか。
まずはどのくらいの水分が体から失われるのか考えてみます。
私たちは1日のうちに尿・便から約1.6L、呼吸・汗から約0.9Lもの水分を排出しています。
そのため、この失われる約2.5Lを摂取しなければなりません。
「いや~、2.5Lも飲めないよ…」と聞こえてきそうですね。
では、どのように水分をとっているかを考えましょう。
通常の食事に含まれる水分は約1L、体内で作られる水分は約0.3Lとなります。
すると…
ご自身の持病により水分制限を医師から指導されていなければ飲料水等で約1.2Lの水分をとる必要があります。
どうですか?多いですか?少ないですか?
先ほどの2.5Lよりは実現できそうですね!! こまめな水分補給で安全に夏を乗り切りましょう!! AK