春の養生

 

もうすぐ春ですね。

「啓蟄(けいちつ)」が過ぎ、「春一番」も吹きました。
すべてのものが芽生える季節ですね。

 中医学の古典書「黄帝内経(こうていだいけい)」春の養生法には、
「少し夜更かしをしてもかまわないが、朝は早く起きる。朝、庭をゆったりと散歩し、髪の結びをほぐして、体をのびのびと動かす。」とあります。
 春は少し早起きをして、朝の光をたっぷりと浴び、深呼吸をして朝の陽気を胸いっぱいに取り込み、体をほぐしてのびのびとすると良いそうです。

 また、春は中医学の五臓の一つ「肝」の季節とされています。
「肝」の働きを助けるのが酸味なので、我が家では柑橘系を使って「金柑ご飯」を炊くことがあります。
酸味を摂り入れて、気分もすっきりリフレッシュ!

 春はできるだけのびのびと、ゆったりとした気持ちで過ごせるようにしたいものですね。