緊急避妊薬のおはなし

 緊急避妊とは、正しい避妊をせずに性行為を行った場合、避妊をしたもののその失敗が起こった場合(コンドームが破れた等)に妊娠を防止する方法です。

その中で最も一般的なのが緊急避妊薬です。この薬は女性ホルモンの一種を成分とし、服用することで、排卵を抑制したり、受精を妨げたりすることにより妊娠成立の可能性を低くします。

ただし、妊娠の成立を100%防止できるわけではなく、正しく服用した場合でも防止できない割合が0.7%あるといわれています。

 

購入するには産婦人科医の診察を受けていただいただき、処方せんを発行してもらう必要があります。また、当該性行為後72時間以内に緊急避妊薬1錠の服用が必要となりますので、それを考慮して受診をしてください。かくの木では、全店舗で緊急避妊薬のレボノルゲストレル1.5(1錠=約9800)を取り扱っています。保険適応外のため自費になります。

 

事件・事故(レイプなど)、また、望まない性行為による妊娠を避けるためにも、緊急避妊薬の服用は有効な手段の1つです。事件・事故などの場合は自己負担なく受診や服用ができる場合もありますので、困った場合には、いつでもご相談ください。

 

現在では、オンラインで診察を受け、処方をしてもらえる病院も増えてきており、インターネットで検索することができます。

わからない場合はかくの木でも病院を紹介することができます。研修を受けた薬剤師が対応いたしますので安心してご相談ください。

(参考)日本家族計画協会HP


N.T